2024/08/30 13:00
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突然ですが。いつもお世話になっているand CURRYゆきなさんと文通(往復書簡)をすることにしました。業務的なやり取りはLINEでパパッとできちゃう世の中ですが、たまにはゆっくりお手紙も。農園長が書いたり、妻が書いたり。お店のこと、野菜のこと、家族のこと、普段感じていること… 遠距離だからこそゆっくり時間をとって書こうと思います。
日々生み出されるカレーや野菜。それを取りまく心情は、ときに輪郭を変えながら、大きくなったり小さくなったり、ときに何かに押し込まれてみたり、動き続けていますよね。そりゃぁ色々ありますよね。生きてるんだもん。
そんな中でも、and CURRYは年を重ねるごとに輪郭もはっきりとしてよりパワフルなものになっていると肌で感じています。すごい。
兎にも角にも、6周年、おめでとうございます!そして、感謝!
(ありゃ!農園長は一回もキッチンへ行っていない!ことを今また思い出した!都会が超絶苦手な農園長の首根っこつかまえて連行しなきゃ。)
夏の畑はといば、意外に収穫できるものが少なくて、実は畑総面積の半分以上は緑肥が植わっていたりします。名前の通り、緑の肥料、つまり植物を育て一定時期がきたら土壌にそれをすき込んで肥料にします。秋冬の準備と言ったところでしょうか。
今は、どのお野菜を、どのくらい、どこに作付けするのか。そんなことを考えるタイミングです。いつもこれで一悶着。笑。何となくお察しいただけるかと思います。
これ多めに作って欲しい~!!とかリクエストありましたら、お知らせくださいね。いまがチャンスです~。笑
農家になる前までも、何となく「旬」というのを意識していたけど、年中いろんなお野菜が並ぶ昨今。春の山菜や秋の栗や芋などかなり特徴的なもの以外はあまり気にかけていなかったような気がします。作りたいお料理を先に決め、買い物へ行くとだいたい揃う、という。
今は真逆。畑にあるものから、その日作る料理を決める。そんなわけで、夏は毎日、オクラとなすとピーマン、そしてかぼちゃを。そろそろ大根やにんじん、ほうれん草や春菊も食べたいなぁと思う、そんな夏の終わりです。気持ちも身体も「旬」に正直です。
ゆきなさんはカレーを作り始めて、キッチンを構えての一番の大きな変化は何でしたか?
今は大阪・阪神百貨店での催事真っ只中ですね。きっと嵐を巻き起こしていることと存じます!そして嵐終わりのビールはきっと美味しいはず。飲み過ぎにはご注意を。(と、自分にも言い聞かせながら...)
ではまた。
早紀子